最近の気になる事故が、相次いで発生した乗用車のタイヤ脱落事故です。

今回の【視野を広げるため】はタイヤ脱落事故を調べてみました。

11月14日札幌で軽自動車のタイヤが女の子に衝突、11月29日札幌で普通乗用車のタイヤが

外れて対向車に衝突、12月1日留萌市で乗用車のタイヤ脱落事故が起きました。

タイヤ脱落事故はこんなに多かったですかねぇ？

 

2023年9月に国土交通省が発表した「令和4年度大型車の車輪脱落事故発生状況」のデータを

見つけました。2022年度、大型車の車輪脱落事故が140件あり、そのうち約53％の74件が

タイヤ脱着作業から1カ月以内に発生した事故であったそうです。

また、タイヤ脱落事故140件の内、タイヤ脱着作業の実施者は「大型車の使用者」が73件で

全体の約52%、「タイヤ専業店」が35件で約25％、「自動車整備業者」が25件で約18％で

あった様です。つまり、自動車ユーザー自身でタイヤ交換の脱着作業を行うとタイヤ脱落事故

が発生しやすい傾向の様です。

大型車と一般的な乗用車は単純に比較できないと思いますが、ユーザー自身で行う場合は

十分に注意する必要があるようですね。

また、先ほどの報告によるとタイヤ脱落する原因として、主にタイヤ交換時の作業に問題が

あるケースとタイヤ交換後の管理に問題あるケースが考えられる様です。

タイヤ交換後もクルマの日常点検を行い、ホイールのボルトやナットに緩みがないかを確認が

必要ですね。

 

では、また、では

 

北見本店　営業　藤田浩二